レッスンの中心にあること

 楽な演奏フォームを身につけよう

Ⅰ・左手
ベースは実は左手で弾く楽器なんです。すべての信号はこの左手が出します。 小さい手のかたも大丈夫、型の平行移動でスイスイです。指の開きも力も必要ないんです。
よく釣り船にたとえて説明します。 親指が船頭さん、釣り人は4人、内子供が1人です(小指ね)。魚がいるところ(おさえるポジション)まで船頭さんがご案内、子供には大人がえさを付けてあげたりします。 小指の押し弦には、左手全体の手伝いが有効ということです。

左手の親指の位置の画像

Ⅱ・右手
左手がやりたいことをコントロールするのが右手になります。 親指の移動は音圧を整えるばかりでなく、ミュート(音消し)もしてくれます。大活躍です。

右手のフォームの画像

Ⅲ・両手のバランス
右利きの人は、無意識に右手が早く始動します。つまり左手指で弦をおさえきっていないのに右手指でヒットしちゃってるんです。これが、音の抜けない第1要因です。 「左手で弾こう」と、弾きはじめる前に自分に言いきかせます。まずは意識改革!

左手のフォームの画像


 コードは自分で組み立てよう

Ⅰ・コード構成音
なぜこういうコードネームなのかを、たし算で理解します。 これがわかれば、どんなコードも自分で造りあげることができて忘れません。 たとえばディミ二ッシュは、4フレット(中2フレット)+4フレット、つまり4+4と理解していきます。

コードのしくみの表

Ⅱ・コード構成音をつなげる
コード構成音には1.3.5.7と番号がつきます。1はルートとも呼びます。 「1と3」「1と5」「1と3と5」というように、構成音をつなげる左手の型を練習していきます。

Ⅲ・キーとスケールの勉強
むずかしく考えないようにしましょう。必要なことだけわかりやすく説明します。


 カウントをだして、足を使ってリズムを整えよう

Ⅰ・音符を読む
ベースはリズム楽器ですから、ぜひ楽譜と仲よくなりましょう。「え~っ!?」って思ったあなたも大丈夫。 ベースランニングオリジナルのドドゥ読みとアタツタ読みで、とっつきやすく学習します。

Ⅱ・音符を書く
読めたら書けます。音符を書くことは、音価(長さ)を知ることになります。ここがベーシストのキモ。特に休符の重要性を知ります。ノリはここから生まれます。

Ⅲ・音符を弾く
並んでいる音符が運指、ポジション、表現方法(スライドやハンマリング)を教えてくれます。 足のみならず口もあけて、あちらこちらを使ってリズムを造る。これがベースランニングのノルコツです。

ベースランニング 屋外演奏の画像


 一言でいうと ”楽” これこそベースランニングのレッスンの中心です!

生徒さんはこんなふうに成長されました。

Aさん・・・まったくベースに触れたことがない。ベースどころかギターだって手にしたことがない。このような生徒さんはぜひ来てください。 Aさんは、都合半年(計12回)で、『雨をみたかい』(CCR)を、らく~なフォームで弾いていました。うれしいかぎりです。しっかりと楽な左手の型を身につけました。

Bさん・・・ノリを出したい、というリクエストでした。まず、楽譜を理解してもらいました。音符を読んだり書いたりは、なにも素早くできなくてもいいことです。 楽譜には、ノリの答えがあります。ノリに必要なのは、音の長さと休符の造り方です。これをわかってもらうために、まず楽譜を勉強しました。 そして足を踏みました。こちらも約半年で、音符の長さ、リズムのつかみ方を習得しはじめて、足もウラで踏めてきました。今後もずーっと続けます。まずは自分がノルことなんですね。

そして・・・たくさんの生徒さんの話、質問、悩み、希望、相談を受けてきました。ひとつ、皆さんに共通の、大きく考えていえることは、「楽しくやりたい!」 これのような気がします。生徒さんそれぞれにそこへの道順があると思います。一緒に進んでいけばいいんだと思います。

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